【2026年版】防災セットは自作と市販どっちが安い?1人3日分を実価格で比較

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「防災セットって、自分でそろえた方が安い?」

楽天を見ていると、

3,000円台の防災セットから、

15,000円前後の防災セットまで、

かなり価格差があります。

そこで気になりました。

安い防災セットを買えば、本当に災害への備えは完成するのでしょうか?

そして、

最初から全部自分でそろえた方が安いのでしょうか?

今回は、

  • 市販の防災セットを買う
  • 足りない水・食料・トイレを追加する
  • 最初から自分でそろえる

というパターンを、

「1人が3日間過ごせる備え」

までそろえて実価格で比較しました。

結果からいうと、

自作:約2.2万円

市販セット+不足分:約2.3万円

となり、

思っていたほど差はありませんでした。


結論|自作22,110円、市販セットも2.3万円前後

今回の試算結果はこちらです。

方法購入金額の目安
自分で一からそろえる22,110円
HIH+不足分22,810円
SHELTER+不足分23,030円

※2026年8月29日時点で確認した商品価格を使用しています。送料が別途必要な商品があります。

一番安かったのは、

自作の22,110円。

ただし、

HIHとの差は700円

SHELTERとの差も920円

でした。

つまり、

「全部自分で探して買えば、市販セットより圧倒的に安い」

という結果にはなりませんでした。

むしろ数百円~1,000円程度の差なら、

必要な防災用品が最初からまとめられている市販セットにも、かなりメリットがあります。


まず注意|「非常持ち出し袋」と「3日分の備蓄」は別

今回の比較で一番注意したいのがここです。

市販されている「1人用防災セット」の多くは、

避難するときに背負って持ち出すためのセット

です。

一方、

水や食料を3日分すべてリュックに入れて持ち歩くことを想定しているわけではありません。

農林水産省では、家庭での食品備蓄について、

最低3日分、できれば1週間分

の備蓄を呼びかけています。

飲料水については、

1人1日おおよそ3L

が目安。

つまり1人3日なら、

約9L

です。

水だけで約9kg。

これを全部避難リュックに入れるのは現実的ではありません。

そこで今回は、

非常持ち出し用品+自宅に置いておく3日分の備蓄

を合わせて比較します。


今回の「1人3日分」の条件

今回の比較では、最低限こちらをそろえることにしました。

9L以上

1日3L×3日を目安にします。

今回は実際に購入しやすい、

5年保存水2L×6本=12L

を使用。

価格は、

2,250円。

食料

9食

1日3食×3日です。

今回はこちらの商品に統一しました。

1人用・3日分9食 非常食セット

価格は、

3,780円。

中身は、

  • 袋入り非常食×3
  • 携帯おにぎり×3
  • 5年保存パン×3

の合計9食。

保存期間は製造から5年です。

非常用トイレ

15回分

今回はBOSの非常用トイレ15回分、

2,020円

を目安にしました。

その他の用品

さらに、

  • リュック
  • ライト
  • ラジオ
  • モバイルバッテリー
  • アルミブランケット
  • レインコート
  • 軍手
  • ホイッスル
  • マスク
  • ウェットティッシュ
  • 救急用品

なども備えるものとします。


まず市販の防災セットはいくら?

今回、市販の防災セットをいくつか調べました。

すると、

3,000円台~15,000円台

までかなり価格差がありました。


3,280円|EVERSAFEは食料と水も入った格安セット

まず安かったのが、

EVERSAFE A4サイズ防災セット。

確認価格は、

3,280円。

中には、

  • ナップサック
  • ミニライト
  • 保存電池
  • アルミシート
  • 保存水×2
  • 保存おにぎり×3
  • 簡易トイレ×2
  • ウェットティッシュ
  • マスク
  • ホイッスル
  • 軍手

などが入っています。

3,000円台としてはかなり充実しています。

ただし、

食料は3食

簡易トイレは2回分

水も3日分には足りません。

つまり、

「何も備えていない状態から防災を始めるセット」

としては魅力的ですが、

これだけで3日間過ごせるわけではありません。



3,880円|山善は30点入りだが水・食料なし

次は、

山善 防災バッグ30 YBG-30R。

今回確認した価格は、

3,880円・送料無料。

こちらはなんと、

30点入り。

リュックのほか、

  • 懐中電灯
  • 携帯トイレ
  • レインポンチョ
  • アルミブランケット
  • 給水バッグ
  • ホイッスル
  • 軍手
  • マスク
  • 食器類
  • 衛生用品

などが入っています。

ただし、

保存水と非常食は入っていません。

「30点も入って3,880円」

と見るとかなり安く感じますが、

水9L以上。

食料9食。

を別に用意する必要があります。



14,980円|SHELTERプレミアム1人用

続いて、

SHELTER プレミアム1人用。

価格は、

14,980円。

防災士が監修した1人用防災セットで、

  • 30Lクラスのリュック
  • 多機能ダイナモラジオライト
  • LEDランタン
  • 長期保存水500ml×4本
  • 保存食×3
  • 防寒用品
  • 給水用品
  • 衛生用品

などがまとめられています。

かなり完成度の高いセットです。

ただ、

水は、

500ml×4本=

2L。

3日分の目安9Lには届きません。

食料も3食なので、

3日9食には不足します。

つまり、

14,980円のセットを買っても、自宅備蓄は別途必要

ということです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]!P3倍|9/11まで! 防災セット SHELTER プレミアム 1人用 < 防災士 × 災害備蓄管理士 徹底監修>防災グッズ 防災リュック 避難リュック 防災バッグ【期限管理アプリ付き】地震対策 非常持ち出し袋 長期保存 家族 一人用 災害セット 防災グッツ シェルター
価格:14,980円(税込、送料無料) (2026/8/29時点) 楽天で購入

15,800円|HIHハザードリュック36点セット

もう一つ比較したのが、

HIH ハザードリュック36点セット。

価格は、

15,800円。

中には、

  • 防災リュック
  • ダイナモ充電ラジオLEDライト
  • ランタン
  • 保存水500ml×3本
  • カンパン
  • えいようかん
  • 給水バッグ
  • 携帯トイレ
  • トイレ用凝固剤
  • エアーマット
  • 簡易寝袋
  • 防災頭巾
  • レインポンチョ
  • 救急用品

などが入っています。

こちらもかなり充実しています。

ただし、

保存水は、

500ml×3本=

1.5L。

「1人用」と書いてあっても、

1人が3日間生活するための水・食料がすべて入っているわけではありません。



「1人用」=「1人3日分全部入り」ではなかった

今回いろいろな商品を調べていて、

ここが一番重要だと感じました。

「1人用防災セット」

という名前を見ると、

なんとなく、

1人が数日間生活できるセット

だと思ってしまいます。

でも実際には、

1人が避難するときに持ち出すセット

という意味の商品が多くあります。

そのため、

ライト。

ラジオ。

寝具。

衛生用品。

などは充実していても、

水や食料は最低限しか入っていません。

市販セットを買ったからといって、

それだけで防災備蓄が完成するわけではない

という点は確認しておきたいところです。


SHELTER+3日分をそろえると23,030円

では、

SHELTERを購入したうえで、

自宅用の備蓄を追加してみます。

SHELTER本体:

14,980円

5年保存水2L×6本:

2,250円

3日分非常食9食:

3,780円

非常用トイレ15回分:

2,020円

合計すると、

14,980円
+2,250円
+3,780円
+2,020円

23,030円。

となりました。

なおSHELTERには、もともと水2Lと保存食3食などが入っています。

そのため、この買い方をすると実際には、

3日分より少し多めの備蓄

になります。

今回は「不足分を1食ずつバラで購入する」という計算ではなく、

楽天で実際の商品単位を購入した場合にいくら支払うか

で計算しています。

余った保存食や水は、そのまま備蓄の上積みにできます。


HIH+3日分では22,810円

HIHの場合も計算します。

HIH本体:

15,800円

5年保存水2L×6本:

2,250円

3日分非常食9食:

3,780円

非常用トイレ5回分:

980円

合計、

15,800円
+2,250円
+3,780円
+980円

22,810円。

HIHには、

カンパン。

えいようかん。

保存水1.5L。

携帯トイレや凝固剤。

などが最初から入っています。

こちらも実際には3日分を超える部分がありますが、

余ったものは4日目以降の備蓄に回せます。


最初から全部自作すると22,110円

では、

市販セットを買わず、

最初から自分でそろえるとどうなるのでしょうか。

今回はこちらを購入する想定にしました。

商品価格
約30Lのリュック2,750円
5年保存水2L×6本2,250円
3日分非常食9食3,780円
非常用トイレ15回2,020円
防災ラジオ3,980円
LEDランタン2,500円
20,000mAhモバイルバッテリー3,290円
エアーマット770円
100均などの小物7点770円
合計22,110円

非常食を今回の3,780円の商品に変更したことで、

以前の試算より、

1,188円安くなりました。

それでも、

全部そろえると、

22,110円。

です。

「自分で100円ショップを使えば1万円以内で作れるのでは?」

と思っていましたが、

ラジオ。

LEDランタン。

モバイルバッテリー。

食料。

水。

トイレ。

まで購入すると、

意外と金額が上がりました。


比較|結局700~920円しか違わなかった

改めて比較します。

方法金額
自作22,110円
HIH+追加備蓄22,810円
SHELTER+追加備蓄23,030円

一番安いのは、

自作。

でも、

HIHとの差は、

700円。

SHELTERとの差も、

920円。

です。

今回の結果を見る限り、

自作=圧倒的に安い

とは言えませんでした。


自作のメリットは「価格」より自由度

では自作するメリットはないのでしょうか。

私は、

むしろあります。

ただし最大のメリットは、

安さではなく、中身を自分で選べること

だと思います。

例えば、

「モバイルバッテリーは20,000mAhが欲しい」

「安いライトではなく普段使っているランタンを入れたい」

「非常食は自分が好きな味だけにしたい」

「家にあるリュックを使いたい」

「100円ショップで買えるものは安く済ませたい」

など、

必要なところだけお金をかけられます。

すでに家に、

リュック。

モバイルバッテリー。

LEDライト。

救急用品。

などがあるなら、

自作費用はさらに下がります。


市販セットのメリットは「考える手間が少ない」

一方、

市販セットには、

必要な防災用品を一つずつ探さなくていい

という大きなメリットがあります。

防災セットが届いたら、

あとは、

  • 常備薬
  • 現金
  • スマホ充電ケーブル
  • 身分証明書のコピー
  • 着替え
  • 自分に必要な衛生用品

などを追加するだけ。

今回の比較では、

自作との差が700~920円。

それなら、

数十種類の防災用品を探す手間を700~900円で減らせる

と考えることもできます。


3,000円台の格安セットも使い方次第ではアリ

では、

EVERSAFE 3,280円。

山善3,880円。

のような格安セットはどうでしょうか。

これは、

十分アリ

だと思います。

特に、

「家に防災用品が何もない」

という人なら、

まず3,000円台のセットから始める方法があります。

そのうえで、

水。

非常食。

トイレ。

モバイルバッテリー。

などを少しずつ追加する。

最初から2万円分全部買う必要はありません。

ただし、

格安防災セットだけで3日分が完成したと思わないこと

が重要です。


非常食だけ先に3日分買うのもあり

今回使った非常食は、

1人3日分・9食セット。

価格は、

3,780円。

  • 袋入り非常食×3
  • 携帯おにぎり×3
  • 保存パン×3

と種類が分かれているので、

9食すべて同じものではありません。

A4サイズのBOXに入っているため、

リュックに全部詰め込むのではなく、

自宅備蓄用として置いておく

使い方もしやすい商品です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]1人用/3日分 9食 非常食セット 5年保存 A4サイズ BOX入 アルファ米 パンの缶詰 1人分 3日間 生きのびる パンが選べる 防災食セット 食品 尾西 携帯おにぎり ご飯 お米 保存食 ひだまりパン 企業 団体 法人向け 災害備蓄 JHJ JHH
価格:3,780円(税込、送料別) (2026/8/29時点) 楽天で購入

また、

「長期保存食ではなく、スーパーの商品で備蓄するといくら?」

については別の記事で実際に調べています。

【関連記事】

【2026年版】非常食はわざわざ買うべき?スーパーで1人3日分そろえるといくらか調査
非常食は専用品を買うべき?スーパーで買える水・パックご飯・カレー・缶詰・ビスケットなどで1人3日分をそろえ、専用非常食セットと実価格比較。安さ・保存期間・停電時の使いやすさまで調べました。

長期保存食と普段食べる食品を組み合わせて、

ローリングストックする方法もあります。


女性なら女性向け用品も追加したい

一般的な防災セットは、

男女共通で使えるものが中心です。

女性の場合は、

  • 生理用品
  • サニタリー袋
  • 下着
  • カイロ
  • ヘアゴム
  • からだ拭き
  • 防犯用品

なども確認しておきたいところです。

今回調べた、

女性防災19点セット LY-50

は、

4,370円。

生理用品やブランケットなど女性向けの備えがまとめられています。


市販の一般的な防災セットをベースに、

自分に必要なものだけ追加する

という使い方もできます。


2人・3人なら複数人用セットの方が安い

SHELTERには、

2人用。

3人用。

もあります。

今回確認した価格はこちら。

SHELTER価格1人あたり
1人用14,980円14,980円
2人用21,380円10,690円
3人用30,280円約10,093円

1人用を2つ買うと、

29,960円。

2人用なら、

21,380円。

その差は、

8,580円。

1人用を3つなら、

44,940円。

3人用なら、

30,280円。

差は、

14,660円。

家族用として購入するなら、

1人用を人数分買うより、

複数人用セットの方が安くなる

ケースがあります。



ただし複数人用の場合も、

水・食料が家族全員の3日分入っているかは、

必ず確認しておきましょう。


電源・明かり・情報だけなら約1万円でも備えられる

今回の自作セットには、

  • モバイルバッテリー
  • LEDランタン
  • 防災ラジオ

を入れました。

この3つについては以前、

停電対策を1万円でそろえると何が買えるのか

も実価格で調べています。

そのときは、

20,000mAhモバイルバッテリー。

LEDランタン。

防災ラジオ。

の3点で、

合計9,790円。

でした。

【関連記事】

【2026年版】停電対策に1万円で何を買う?防災家電を実価格でそろえてみた
停電対策は1万円でどこまでできる?20,000mAhモバイルバッテリー、LEDランタン、防災ラジオを実価格で調査。合計9,790円で「スマホ電源・明かり・情報」の3つを備えられるのか検証しました。

すでにこれらを持っている人なら、

自作防災セットはかなり安く作れます。


結局、市販と自作どっちがおすすめ?

今回調べた結果から、

こんな選び方がよさそうです。

家に防災用品がほとんどない

市販セットがおすすめ。

SHELTERやHIHをベースにして、

水・食料・トイレを追加する方が簡単です。

リュックやモバイルバッテリーなどをすでに持っている

自作がおすすめ。

家にあるものを流用すれば、

今回の22,110円よりかなり安くできます。

とにかく安く防災を始めたい

3,000円台セットからスタート。

そこから必要なものを追加していく方法があります。

自分に必要なものを細かく選びたい

自作がおすすめ。

女性。

子ども。

高齢者。

ペットがいる家庭。

持病がある人。

など、

家族構成によって必要なものは変わります。


まとめ|非常食を3,780円でそろえても「自作圧勝」にはならなかった

今回は、

防災セットは自作と市販どちらが安いのか?

を、

1人3日分の備えまでそろえて比較しました。

結果は、

自作:

22,110円。

HIH+追加備蓄:

22,810円。

SHELTER+追加備蓄:

23,030円。

でした。

一番安いのは、

自作。

でも差は、

わずか、

700~920円。

です。

今回使った3日分非常食は、

9食で、

3,780円。

非常食自体も思ったより安くそろえられました。

それでも、

水。

トイレ。

ラジオ。

ライト。

モバイルバッテリー。

リュック。

まで全部新品でそろえると、

2万円を超えます。

だから今回の結論は、

「市販か自作か」だけで決めなくていい。

ということ。

何も持っていないなら、

市販セットを土台にする。

家に使えるものが多いなら、

自作する。

そしてどちらの場合も、

「1人用」という文字だけで安心せず、水は何L、食料は何食、トイレは何回分入っているかまで確認する。

これが一番大切だと思います。

※価格・商品内容は2026年8月29日時点で確認した情報をもとにしています。価格・送料・在庫・セット内容は変更される場合があります。非常持ち出し品と自宅備蓄は用途が異なります。避難時は安全を最優先し、実際に持ち運べる重量に調整してください。

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