【2026年版】6人家族の防災備蓄はいくら?3日分の水・食料・トイレを実価格で調査

防災

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「6人家族の防災備蓄って、いくらあればそろう?」

1人暮らしならまだイメージしやすいですが、

6人家族となると、

水は何リットル?

食料は何食?

トイレは何回分?

結局、全部でいくら?

と、一気に分かりにくくなります。

そこで今回は、

6人家族が3日間、自宅で過ごすための基本的な防災備蓄

を、実際に販売されている商品でそろえるといくらになるのか調べました。

今回そろえるのは、

  • 保存水
  • 非常食
  • 非常用トイレ
  • カセットコンロ
  • カセットガス

です。

結果は、

39,947円。

約4万円でした。

ただし調べてみると、

「54L必要だから54L買う」

とはいきません。

実際の商品単位で購入すると、

水は60L。

トイレは100回分。

と少し多めになります。

今回はこうした、

「実際に買うならいくら払うのか?」

まで計算してみます。


結論|6人家族3日分の基本備蓄は39,947円

今回の結果はこちらです。

備蓄品購入量価格
非常食54食21,600円
保存水60L6,900円
非常用トイレ100回分4,999円~
カセットコンロ1台5,950円
カセットガス3本498円
合計39,947円~

※2026年8月29日時点で確認した価格です。

※カセットガスは送料別です。また非常用トイレは4,999円~の商品を使用しているため、実際の購入金額は条件によって変わる場合があります。

約4万円。

6人分と考えると、

1人あたりでは、

約6,658円。

さらに3日間で割ると、

1人1日あたり約、

2,219円

です。

もちろん4万円は安い金額ではありません。

ただ、

6人×3日=18人日分

の水・食料・トイレと、加熱手段まで含めた金額と考えると、思っていたより現実的な金額になりました。


6人家族なら水は54L必要

まずは水です。

農林水産省では、

飲料用と調理用を合わせて、

1人1日約3L

の水が必要としています。

最低3日分なら、

1人あたり、

3L×3日=

9L。

6人家族なら、

9L×6人=

54L

です。

かなりの量です。


54L必要でも、実際に買うと60Lになった

今回選んだのは、

アイリスオーヤマの5年保存水 2L×6本。

1ケースで、

2L×6本=

12L。

価格は、

1,380円・送料無料

でした。


6人家族に必要なのは54Lですが、

4ケースでは、

12L×4=

48L。

6L足りません。

そのため、

5ケース

購入します。

12L×5ケース=

60L。

価格は、

1,380円×5=

6,900円。

必要量は54Lですが、

実際に商品として購入すると、

60L・6,900円

となりました。

6L余りますが、

災害が3日で終わるとは限りません。

最低限より少し多く備蓄できると考えれば、無駄にはなりにくいと思います。


保存水60Lはかなり重い

ここで忘れてはいけないのが、

重さ

です。

60Lの水なら、

水だけで約60kgあります。

つまり、

「非常持ち出し袋に水を全部入れる」

という話ではありません。

今回調べているのは、

自宅で過ごすための在宅備蓄。

玄関。

キッチン。

パントリー。

収納庫。

などに分散して置いておく方が現実的です。

以前、防災セットについて調べたときも、

非常持ち出し袋と自宅備蓄は分けて考えた方がいいという結論になりました。

【関連記事】

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6人×3日なら非常食は54食

次は非常食です。

今回は分かりやすく、

1人1日3食

として計算します。

6人×3食×3日=

54食。

子どもの年齢や食事量によって実際に必要な量は変わりますが、

今回は比較しやすいよう、

1人1食を1食分

として計算しました。


非常食は3人用27食セットを2箱購入

今回選んだのは、

3人用・3日分27食 非常食セット。

価格は、

10,800円・送料無料。

セット内容は、

  • 5年保存非常食×9
  • 5年保存おにぎり×9
  • 5年保存パン×9

合計、

27食。

です。

3人×3日分として販売されているので、

6人家族なら、

2箱

購入すればちょうど54食になります。


10,800円×2箱=

21,600円。

今回の備蓄費用で、

最も高かったのが非常食でした。


1人用を6箱買うより1,080円安かった

以前の記事では、

1人3日分・9食セットが、

3,780円

でした。

これを6人分購入すると、

3,780円×6=

22,680円。

今回の3人用27食セットなら、

10,800円×2=

21,600円。

その差は、

1,080円。

家族人数が多い場合、

1人用を人数分購入するより、

複数人用のセットをまとめて購入した方が安くなる

場合があります。

これは実際に調べてみないと分からなかったポイントでした。


非常食だけで21,600円|総額の半分以上

今回の総額は、

39,947円。

そのうち非常食だけで、

21,600円。

つまり、

費用の半分以上を非常食が占めています。

「防災備蓄は水が高そう」

というイメージもありましたが、

今回の実価格では、

水60Lが6,900円。

非常食54食が21,600円。

でした。

長期保存できる専用非常食を54食購入すると、

やはり食料費が大きくなります。

もっと安く備蓄したいなら、

普段食べる食品を少し多めに買っておく、

ローリングストック

を組み合わせる方法もあります。

以前、

スーパーの商品だけで1人3日分の非常食をそろえた場合も調べています。

【関連記事】

【2026年版】非常食はわざわざ買うべき?スーパーで1人3日分そろえるといくらか調査
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非常用トイレは6人3日で90回必要

災害時に意外と忘れやすいのが、

トイレ。

東京都では、

災害用トイレについて、

1人1日5回×3日分×家族人数

を最低限の備蓄目安としています。

6人家族の場合、

5回×3日×6人=

90回分。

です。

水や食料と同じくらい、

トイレも家族人数が増えると一気に必要量が増えます。


90回必要なので100回セットを購入

今回見つけたのは、

非常用トイレ100回分。

価格は、

4,999円~・送料無料。


セットには、

  • 凝固剤100個
  • 排泄袋110枚
  • 透明手袋100組
  • 防臭袋

などが入っています。

必要量は90回分ですが、

商品としては100回セットがちょうど使いやすいため、

100回分

を購入する想定にしました。

10回分余ります。

これも災害が3日を超えた場合の予備になります。


水道が止まると自宅のトイレも使えない可能性がある

在宅避難だからといって、

普段通り水洗トイレが使えるとは限りません。

断水。

下水道の被害。

マンションの排水設備の問題。

などがあれば、

便器自体は壊れていなくても流せない場合があります。

食料や水は目に付きやすいですが、

6人家族では3日だけでも90回分

という数字を見ると、

非常用トイレもかなり重要な備蓄だと感じます。


カセットコンロは1台を家族で共有

食料や水は、

家族人数に比例して増えます。

一方、

カセットコンロは、

6台必要なわけではありません。

家族で1台を共有できます。

今回選んだのは、

イワタニ カセットフー 風まる3 CB-KZ-3。

価格は、

5,950円・送料無料。


屋内外で使えるモデルで、

収納ケースも付属しています。

最大発熱量は3.5kW。

非常時だけでなく、

普段の鍋料理やアウトドアなどにも使えるので、

「防災専用品としてしまい込む」のではなく、

普段から使いながら備えることもできます。


カセットガスは今回は3本で計算

カセットガスについては、

かなり悩みました。

農林水産省の1週間分の備蓄例では、

カセットボンベも多めに備える例が紹介されています。

ただ、

今回の記事では、

6人家族が3日間、非常食を作るためのお湯をまとめて沸かす

という使い方に限定しました。

煮込み料理。

毎食の本格調理。

長時間の暖房代わり。

などには使わない想定です。

そこで今回は、

カセットガス3本パック

を1セット購入することにしました。

価格は、

498円・送料別。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

岩谷産業 カセットガス 3本パック CB-250-OR
価格:498円(税込、送料別) (2026/8/29時点)



なぜ18本ではなく3本にした?

「6人家族ならカセットガスも大量に必要なのでは?」

と思うかもしれません。

ただ、今回選んだ非常食27食セットには、

27食のうち、

保存パン9食

が含まれています。

パンは開封してそのまま食べられます。

残る非常食や携帯おにぎりも、

商品によっては水でも調理できます。

つまり、

54食すべてをカセットコンロで長時間加熱するわけではありません。

そこで、

必要なときに6人分のお湯をまとめて沸かす

という使い方なら、

今回の3日分試算では3本パックで十分余裕を持たせられると判断しました。

ただしこれは、

あくまで今回の記事の使用条件です。

毎食温かい料理を作る。

レトルト食品を大量に湯せんする。

冬場に頻繁にお湯を使う。

といった家庭では、

3本より多く備えておく方が安心

です。


6人家族3日分を全部足すと39,947円

ここまでの金額をもう一度まとめます。

非常食

27食10,800円×2箱

21,600円

保存水

2L×6本1,380円×5箱

6,900円

非常用トイレ

100回分

4,999円~

カセットコンロ

イワタニ 風まる3

5,950円

カセットガス

3本パック

498円

合計、

21,600円
+6,900円
+4,999円
+5,950円
+498円

39,947円~。


「6人家族だから6倍」にはならない

今回調べて面白かったのがここです。

水。

食料。

トイレ。

は家族人数が増えるほど必要量も増えます。

一方、

カセットコンロのように、

家族で共有できるもの

もあります。

そのため、

1人分の備蓄費用を単純に6倍すればいいわけではありません。

家族人数が増えるほど、

「人数分必要なもの」

と、

「家族で共有できるもの」

を分けて考えることが重要です。


今回の39,947円に入れていないもの

今回は、

3日間の在宅避難に必要になる基本的な備蓄

にテーマを絞っています。

そのため、

  • LEDランタン
  • モバイルバッテリー
  • 防災ラジオ
  • ポータブル電源
  • 救急用品
  • 寝袋
  • 着替え
  • 衛生用品
  • 常備薬

などは今回の39,947円には含めていません。

これらまで全部入れると、

「防災備蓄」ではなく、

「家庭の防災グッズ一式」の価格になり、

必要なものの範囲がかなり広くなってしまうためです。

停電対策については、

以前、

1万円で防災家電をそろえると何が買えるのか

を調べています。

【関連記事】

【2026年版】停電対策に1万円で何を買う?防災家電を実価格でそろえてみた
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6人家族ならポータブル電源も大容量が必要?

停電時に、

スマホ。

照明。

扇風機。

冷蔵庫。

などまで使いたい場合は、

別途電源の備えも必要です。

以前、

1人・2人・4人・6人家族で、

3日間に必要になるポータブル電源容量を計算しました。

【関連記事】

【2026年版】ポータブル電源は何Wh必要?1人・2人・4人・6人家族で3日分を計算
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今回の水・食料・トイレとは別に、

「電気をどこまで使いたいか」

で必要予算は大きく変わります。


3日分はあくまで最低ライン

今回の記事では、

3日分

を計算しています。

しかし農林水産省は、

家庭の食品備蓄について、

最低3日分~1週間分×人数分

を備えることが望ましいとしています。

つまり今回の6人家族なら、

1週間では単純な必要量として、

水:

3L×6人×7日=

126L

食事:

3食×6人×7日=

126食

となります。

非常用トイレも、

1日5回で考えると、

5回×6人×7日=

210回分。

3日分でもかなりの量ですが、

1週間分になるとさらに大きな備蓄スペースと予算が必要です。

まず3日分をそろえて、

その後少しずつ増やしていく方法でもいいと思います。


家族構成によって追加したいものは変わる

「6人家族」といっても、

家庭によって必要なものは違います。

例えば、

赤ちゃんがいる

  • 粉ミルク
  • 液体ミルク
  • 離乳食
  • おむつ
  • おしりふき

小さな子どもがいる

  • 食べ慣れたお菓子
  • 子ども用飲料
  • 小さめのマスク
  • 暇つぶし用品

高齢者がいる

  • 常備薬
  • やわらかい食品
  • 介護用品
  • お薬手帳

食物アレルギーがある

対応した非常食を別に用意する必要があります。

今回の39,947円は、

家族全員が一般的な備蓄品を利用できる場合の基本価格

と考えてください。


最初から全部そろえなくてもいい

約4万円と聞くと、

「一気に買うのはきつい」

という家庭もあると思います。

その場合、

優先順位をつけてもいいと思います。

まず、

水。

次に、

非常用トイレ。

そして、

食料。

カセットコンロを持っていないなら、

コンロとガス。

というように、

少しずつ増やす方法です。

保存水や非常食は長期保存できる商品も多いので、

毎月少しずつ買い足していくこともできます。


普段の食品を使えばもっと安くできる

今回の非常食は、

5年保存の専用非常食

を使っています。

そのため、

54食で21,600円。

ここが一番大きな費用になりました。

普段食べている、

  • パックご飯
  • レトルトカレー
  • 缶詰
  • カップ麺
  • シリアル
  • お菓子
  • 飲料

などを少し多めに買い、

使ったら補充する、

ローリングストック

を取り入れれば、

専用非常食だけで54食そろえるより費用を抑えられる可能性があります。

以前、スーパーで1人3日分をそろえた場合も調べているので、

費用を抑えたい場合はこちらも参考にしてください。

【関連記事】

【2026年版】非常食はわざわざ買うべき?スーパーで1人3日分そろえるといくらか調査
非常食は専用品を買うべき?スーパーで買える水・パックご飯・カレー・缶詰・ビスケットなどで1人3日分をそろえ、専用非常食セットと実価格比較。安さ・保存期間・停電時の使いやすさまで調べました。

まとめ|6人家族の3日分備蓄は約4万円だった

今回は、

6人家族の防災備蓄を3日分そろえるといくらになるのか

を実価格で調べました。

結果はこちら。

非常食54食:

21,600円

保存水60L:

6,900円

非常用トイレ100回分:

4,999円~

カセットコンロ:

5,950円

カセットガス3本:

498円

合計、

39,947円~。

約4万円でした。

今回特に印象的だったのは、

非常食だけで総額の半分以上を占めたこと。

そして、

必要な水は54Lですが、

実際の商品単位では60L。

トイレは90回必要ですが、

実際には100回セットを購入。

というように、

必要量と実際の購入量は必ずしも一致しない

ことです。

だから、

「6人×3日だからこの量」

だけでなく、

実際の商品を何箱買えば足りるのか

まで計算することが重要です。

そして今回の39,947円は、

あくまで、

水・食料・トイレ・加熱手段という基本的な在宅備蓄の価格。

ライト。

電源。

ラジオ。

常備薬。

赤ちゃん用品。

などは各家庭に合わせて追加する必要があります。

まず3日分。

余裕ができたら1週間分へ。

家族6人分すべてを一度に完成させようとせず、

少しずつ備えていく方法でもいいと思います。

※価格・商品内容は2026年8月29日時点で確認した情報をもとにしています。価格・送料・在庫・セット内容は変更される場合があります。カセットガス3本は「3日間、非常食用のお湯をまとめて沸かす」ことを前提にした今回の記事独自の試算です。調理方法や季節、使用時間によって必要本数は変わります。

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