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「停電対策をした方がいいのは分かるけど、結局いくらかかる?」
防災グッズを調べていると、ポータブル電源がよく出てきます。
ただ、価格を見ると数万円。
容量の大きなものなら10万円を超える商品もあります。
いきなりそこまでお金をかけるのは、正直かなりハードルが高いです。
そこで気になりました。
停電対策って、本当にそんなにお金をかけないとできないのでしょうか?
今回は予算を、
1万円
と決めました。
そして2026年8月29日時点で実際に購入できる商品から、
- スマホの電源
- 夜の明かり
- 災害情報
の3つを確保できるように商品を選んでみました。
結果は、
合計9,790円。
1万円から、
210円のおつり
が出ました。
今回は「防災家電おすすめ10選」ではありません。
実際に1万円持っていたら、何を買えば停電に備えられるのか?
家計目線で調べてみます。
結論|1万円でも「電源・明かり・情報」はそろえられた
今回選んだのは、この3つです。
| 商品 | 役割 | 価格 |
|---|---|---|
| エレコム 20,000mAhモバイルバッテリー | スマホ電源 | 3,290円 |
| Vantozon LEDランタン | 明かり | 2,500円 |
| 多機能防災ラジオ | 情報収集+補助電源 | 4,000円 |
| 合計 | 9,790円 |
※価格は2026年8月29日時点で確認したものです。価格・送料・クーポン等は変更される場合があります。
つまり、
1万円以内で「スマホ・明かり・情報」の3つを一通り確保することはできました。
しかもギリギリではありますが、
10,000円-9,790円=210円
残ります。
Panasonicの防災情報でも、停電時への備えとしてライト、スマホの充電手段、電池などが挙げられています。また、防災の専門家による同社の記事でも「ライト・スマホ・ラジオ」が重要なアイテムとして紹介されています。

なぜこの3つを選んだ?
停電になると、普段当たり前に使っているものが一気に使いにくくなります。
特に困りそうなのが、
スマホ
です。
家族との連絡だけでなく、
災害情報を見る。
自治体からの情報を確認する。
地図を見る。
避難先を調べる。
など、今はスマホに頼っていることがかなり多いです。
実際、楽天モバイルも停電への備えとして、事前にスマートフォンを充電し、モバイルバッテリーなどの予備電源を準備することを案内しています。
ただし、スマホだけあっても夜が真っ暗では困ります。
そこで、
明かり用のLEDランタン。
さらにスマホの通信が不安定になった場合も考えて、
防災ラジオ。
この3つを優先しました。
① エレコム20,000mAhモバイルバッテリー|3,290円
まず一番お金をかけたいと思ったのが、
モバイルバッテリー
です。
今回選んだのはエレコムの20,000mAhクラス。
確認時の価格は、
3,290円
でした。
なぜ10,000mAhではなく20,000mAhにしたかというと、
防災用なら少し余裕が欲しい
からです。
エレコムの20,000mAh製品では、3,000mAhのスマートフォンなら約3.9回充電できるとされているモデルがあります。
もちろん実際の充電回数は、
- スマホのバッテリー容量
- 使用しながら充電するか
- 電力変換によるロス
- モバイルバッテリーの状態
などによって変わります。
そのため「20,000mAhだから5回も6回も必ず充電できる」という意味ではありません。
それでも、
スマホを数回充電できる予備電源が3,000円台
なら、停電対策の最初の1台としてはかなり現実的だと思いました。
② Vantozon LEDランタン|2,500円
次は明かりです。
今回選んだのは、
Vantozon LEDランタン。
通常価格として確認した金額は、
2,500円
でした。
この商品を選んだ理由は、
USB充電だけに頼らなくていい
ところです。
USB充電式に加えて、乾電池も使用できます。
停電が短時間なら内蔵バッテリー。
停電が長引いて充電できなくなったら乾電池。
という使い分けができます。
楽天の商品ページでは、
- 内蔵バッテリー容量1,500mAh
- USB充電
- 乾電池対応
- ランタン
- 懐中電灯
- SOS点滅
に対応。
ランタンとしては内蔵バッテリーと乾電池を併用した場合、約12時間が使用時間の目安として掲載されています。
防災用として考えると、
「充電が切れたら終わり」にならない
のはかなり安心です。
クーポン価格2,250円では計算しなかった
今回調査した時点では、このランタンにはクーポン表示もあり、
2,250円
になるケースがありました。
ただし今回はあえて、
2,500円
で計算しています。
理由は、クーポンは終了したり条件が変わったりする可能性があるからです。
今回の記事では、
「たまたま安く買えた金額」
ではなく、
記事を見た人ができるだけ再現しやすい価格
で計算することにしました。
もし2,250円で購入できれば、
今回の合計はさらに250円下がって、
9,540円
になります。
③ 多機能防災ラジオ|4,000円
最後が防災ラジオです。
今回選んだ商品は、
4,000円。
このラジオは、
- ワイドFM
- USB充電
- 手回し充電
- ソーラー充電
- 4,000mAh内蔵バッテリー
- LEDライト
- テーブルライト
- SOSアラーム
- 人感センサー
- IPX3相当の生活防水
などに対応しています。
商品ページでは、ラジオは最大約30時間連続稼働と案内されています。
普段なら、
「ラジオなんてスマホで聞けばいい」
と思ってしまいます。
私もそう思います。
ただ、防災用品として考えると、
スマホのバッテリーを情報収集だけで消費しなくていい
というメリットがあります。
スマホは連絡や地図確認などに残しておき、情報収集はラジオ。
そう考えると役割があります。
「4,000mAhだからスマホ1回充電できる」とは限らない
今回、防災ラジオを調べていて特に気になったのがここです。
商品には、
4,000mAhバッテリー内蔵
と書かれています。
これだけを見ると、
「4,000mAhのモバイルバッテリーとしても使えるのでは?」
と思います。
しかし商品ページを詳しく確認すると、
モバイルバッテリーとしての5V出力は、
理論値 約1,100mAh
と記載されています。
つまり、
内蔵バッテリー4,000mAh=スマホへ4,000mAhそのまま給電できる
という意味ではありません。
ここは買う前に知っておきたいポイントです。
私はこのラジオのモバイルバッテリー機能については、
メイン電源ではなく緊急時の補助
として考えます。
スマホの充電は20,000mAhモバイルバッテリー。
ラジオは情報収集。
それぞれ役割を分けた方がよさそうです。
1万円で実際に何ができる?
では、今回の9,790円セットで何ができるのでしょうか。
スマホの電源を確保
20,000mAhのモバイルバッテリーを用意。
スマホの容量にもよりますが、数回分の充電を確保できます。
夜の明かりを確保
LEDランタンはUSB充電と乾電池の両方に対応。
部屋を照らすランタンとしても、懐中電灯としても使えます。
災害情報をラジオで確認
スマホ以外にも情報収集手段を確保。
ラジオ自体も、
USB・ソーラー・手回し
という複数の充電手段があります。
つまり1万円で、
電源
明かり
情報
の3つについて、最低限の備えを作ることができました。

逆に1万円ではできないこともある
もちろん、
「1万円あれば停電対策は完璧」
というわけではありません。
今回のセットでは基本的に、
スマホなどの小型機器と照明、ラジオ
が中心です。
例えば、
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- 電気ケトル
- ドライヤー
- エアコン
- テレビ
などを普段通り動かすことはできません。
こうした家電まで動かしたい場合は、
AC出力に対応したポータブル電源
などが必要になります。
NITE(製品評価技術基盤機構)も、停電時の電源確保手段として、モバイルバッテリーと大容量・AC100V出力に対応したポータブル電源を別のものとして紹介しています。
ポータブル電源は最初から買うべき?
ここが今回、一番考えたところです。
防災について調べると、
「ポータブル電源があった方が安心」
という情報がたくさん出てきます。
確かに、あるに越したことはありません。
ただ、
何を停電中に使いたいのか
で必要性は大きく変わります。
スマホを充電したい。
夜に明かりが欲しい。
災害情報を確認したい。
まずここまでなら、
今回のように1万円以内から始める方法もあります。
一方で、
停電中も家電を使いたい。
長期間の停電を想定したい。
家族が多く、スマホなど複数機器を充電したい。
という場合は、ポータブル電源を検討する意味が大きくなります。
私は、
防災=いきなり高いポータブル電源を買う
ではなく、
まず必要なものを1万円程度でそろえる。
↓
足りない部分が分かったら追加する。
という順番でもいいと思います。
9,790円は高い?非常食と比べて感じたこと
前回、
スーパーの商品で1人3日分の非常食をそろえるといくらか
を調べました。
今回調べたのは「食」ではなく「停電」。
防災用品は全部を一気にそろえようとすると、
かなり大きな金額になります。
だからこそ、
非常食
↓
電源・明かり・情報
↓
必要ならポータブル電源
と少しずつ増やしていく方が、家計への負担は小さくできます。
【関連記事】

ただ買って置くだけでは意味がない
今回の商品を調べていて、
価格以上に大事だと思ったことがあります。
それは、
使える状態にしておくこと。
です。
モバイルバッテリーを買ったのに充電が0%。
ラジオを買ったけれど操作方法が分からない。
ランタンに入れる乾電池がない。
これでは、いざという時に使えません。
購入後は一度、
- スマホが充電できるか
- ランタンが点灯するか
- ラジオが自宅で受信できるか
- 手回し充電ができるか
- 必要なケーブルがそろっているか
- 乾電池があるか
を確認しておいた方がよさそうです。
特にモバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池製品は、衝撃や水濡れなどによって発火につながるおそれがあります。消費者庁も災害時の使用について注意を呼びかけています。
私ならまずこの3つから始める
今回、実際の価格を調べる前は、
「停電対策をするならポータブル電源まで必要なのかな」
と思っていました。
でも調べてみると、
3,290円
+2,500円
+4,000円
で、
9,790円。
スマホ電源。
明かり。
ラジオ。
この3つまでは1万円以内でそろえられました。
もちろんポータブル電源があれば、できることはもっと増えます。
ただ、
0円の備えから、いきなり5万円・10万円の備えにする必要はない
とも感じました。
まず1万円。
そこで最低限を作る。
そして必要だと思ったら、ポータブル電源などを追加する。
私なら、この順番で考えます。
まとめ|停電対策は1万円からでも始められる
今回は、
「停電対策に1万円あったら何を買う?」
を実際の商品価格で調べました。
選んだのは、
エレコム20,000mAhモバイルバッテリー
3,290円
Vantozon LEDランタン
2,500円
多機能防災ラジオ
4,000円
です。
合計は、
9,790円。
1万円以内に収まりました。
この3つで、
- スマホの予備電源
- 停電中の明かり
- ラジオでの情報収集
を一通り備えることができます。
一方で、冷蔵庫などの家電を動かすところまではできません。
その場合は、
ポータブル電源を次の段階として考える
ことになります。
防災用品は、全部そろえようと思うと高く感じます。
でも今回調べてみて、
「1万円でできるところまでやる」
でも十分意味があると思いました。
前回は「食料」。
今回は「停電」。
防災は一気に完成させるのではなく、
必要なものを一つずつ増やしていく。
それが家計的にも続けやすい備え方なのかもしれません。
※商品価格・仕様は2026年8月29日時点で確認した内容です。販売価格、送料、クーポン、在庫状況などは変更される場合があります。
参考にした情報
- Panasonic「家電で災害時のくらしを守る」
- Panasonic「防災のプロが語る『もしもの備え』を見直そう」
- 消費者庁「携帯発電機・カセットこんろ・モバイルバッテリーの使用にご注意ください」
- エレコム公式製品情報
- 楽天市場 Vantozon LEDランタン商品ページ
- 楽天市場 多機能防災ラジオ商品ページ


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