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ドラム式洗濯乾燥機を検討するとき、
「乾燥まで毎日使ったら電気代が高そう」
というのが気になります。
せっかく洗濯物を干す家事を減らせても、
毎月何千円も電気代が上がるなら、乾燥機能を使うのをためらってしまいます。
では実際のところ、毎日洗濯から乾燥まで使うといくらかかるのでしょうか。
今回はPanasonicの2026年モデル、
NA-LX125F
NA-LX127F
の公式消費電力量から、
・1回
・1か月
・1年間
の電気代を計算してみます。
さらに、
省エネ乾燥を使うといくら安くなるのか
ヒーター式とは年間いくら違うのか
約3万円高いNA-LX127Fを、電気代の安さだけで元を取れるのか
まで調べます。
先に結論をまとめると、電力料金を31円/kWhとして計算した場合、
でした。
つまり、
ヒートポンプ式なら毎日乾燥まで使っても、電気代は年間およそ7,000円~1万円程度
という計算になります。
※電気料金は全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価31円/kWh(税込)で計算しています。実際の料金は契約している電力会社・料金プランによって異なります。
※定格容量で洗濯~乾燥した場合の公式消費電力量から計算した目安です。衣類量・種類・室温・運転条件などによって実際の消費電力量は変わります。
「乾燥機能は電気代が高い」
というイメージがあります。
しかし、今回NA-LX125Fで計算すると、
標準乾燥でも1回約29.1円。
1日1回使った場合、
1か月30回なら、
約874円。
365日使っても、
年間約10,636円
です。
NA-LX127Fならさらに少なく、
1回約24.8円。
年間では、
約9,052円
になります。
つまり、
毎日洗濯物を干す代わりに、1日約25~29円を払って乾燥を任せる
というイメージです。
「毎日乾燥=ものすごく電気代が高い」
と考えていた人にとっては、思ったより小さい金額かもしれません。
今回の計算は、
消費電力量(kWh)×31円
です。
例えばNA-LX125Fの標準乾燥は、
洗濯~乾燥6kgで940Wh
です。
940Whは、
0.94kWh。
そのため、
0.94kWh×31円
=
29.14円
です。
NA-LX127Fは、
800Wh=0.8kWh
なので、
0.8kWh×31円
=
24.8円
になります。
家電公取協では現在、カタログなどで電気代を計算する際の目安単価を31円/kWh(税込)としています。
まずは、
NA-LX125F
です。
Panasonic公式仕様では、
洗濯12kg
乾燥6kg
で、
洗濯~乾燥6kgの消費電力量は、
標準乾燥:940Wh
省エネ乾燥:680Wh
です。
標準乾燥の運転時間は約119分。
省エネ乾燥は約192分です。
0.94kWh×31円
=
1回約29.1円
です。
30日なら、
約29.14円×30回
=
約874円
です。
365日なら、
約29.14円×365回
=
年間約10,636円
になります。
省エネ乾燥は、
680Wh=0.68kWh。
0.68kWh×31円
=
1回約21.1円
です。
30日なら、
約632円。
365日なら、
年間約7,694円。
標準乾燥との差は、
年間約2,942円
です。
ただし、
標準乾燥:約119分
に対して、
省エネ乾燥:約192分。
約73分長くなります。
そのため、
「電気代をとにかく抑えたい」
なら省エネ乾燥。
「多少電気代が高くても早く終わってほしい」
なら標準乾燥。
という使い分けになりそうです。

ここでもう一つ見ておきたいのが、
乾燥を使わず「洗濯だけ」した場合
です。
NA-LX125Fの定格洗濯時の消費電力量は、
68Wh
です。
0.068kWh×31円
=
約2.1円
です。
つまり、
洗濯だけ:約2.1円
洗濯~乾燥:約29.1円。
電気代の大部分は、
やはり乾燥工程で使われている
ことが分かります。
とはいえ、
乾燥まで含めても約29円。
個人的には、
「乾燥は電気をかなり使う」
と、
「だから使わない方がいい」
は分けて考えた方がよさそうだと思います。
次は、
NA-LX127F
です。
NA-LX127Fも、
洗濯12kg
乾燥6kg
ですが、
洗濯~乾燥6kgの消費電力量は、
標準乾燥:800Wh
省エネ乾燥:620Wh
です。
標準乾燥は約98分。
省エネ乾燥は約165分です。
800Wh=0.8kWhなので、
0.8kWh×31円
=
24.8円。
30日なら、
約744円。
365日なら、
年間約9,052円
です。
620Wh=0.62kWh。
0.62kWh×31円
=
1回約19.2円。
30日なら、
約577円。
365日なら、
年間約7,015円
です。
年間7,000円程度なら、
1か月平均では、
約585円
です。
ここで両機種を並べてみます。
標準乾燥を毎日使った場合、
年間差は、
10,636円-9,052円
=
約1,584円。
1か月にすると、
約132円
です。
思ったより差は小さいです。
2026年9月6日時点のPanasonic Store Plus公式楽天市場店では、
NA-LX125F:331,695円
NA-LX127F:361,667円
でした。
価格差は、
29,972円
です。
では、
年間約1,584円安い127Fなら、
電気代の差で約3万円を回収できるのでしょうか。
29,972円÷約1,584円
=
約18.9年
です。
つまり、
電気代だけを理由にNA-LX127Fへ約3万円追加する考え方では、元を取るまでかなり長くかかります。
127Fを選ぶなら、
電気代だけではなく、
・洗濯~乾燥が約119分→約98分
・乾燥長もちユニット
・温水洗浄
・スマホ連携
などを含めて判断する方がよさそうです。
125Fと127Fの違いはこちらで詳しく比較しています。

NA-LX125Fは、
標準乾燥なら、
年間約10,636円。
省エネ乾燥なら、
年間約7,694円。
127Fより消費電力量は少し多いものの、
本体価格は今回確認した価格で、
29,972円安い
です。
そのため、
「ヒートポンプ式で毎日乾燥したい」
「でも本体価格は少しでも抑えたい」
という場合は、125Fが候補になりやすいと思います。
NA-LX127Fの標準乾燥は、
年間約9,052円。
125Fより、
年間約1,584円安くなります。
それ以上に差が大きいのが、
運転時間
です。
125Fは洗濯~乾燥6kgで、
約119分。
127Fは、
約98分。
1回約21分短くなります。
そのため127Fは、
「年間1,500円ほど電気代を下げたいから買う」
というより、
乾燥時間の短さや追加機能も含めて約3万円多く払うか
で考える機種だと思います。
では、
「ドラム式洗濯機は全部これくらい安い」
のでしょうか。
そうではありません。
かなり重要なのが、
乾燥方式
です。
比較用としてPanasonicのヒーター式ドラム、
NA-SD10H
を見てみます。
こちらは、
洗濯10kg
乾燥5kg
で、
洗濯~乾燥時の消費電力量は、
1,980Wh
です。
1.98kWh×31円
=
1回約61.4円。
毎日なら、
年間約22,404円
です。
NA-LX125Fは、
年間約10,636円。
その差は、
年間約11,768円。
約2倍です。
ただしNA-SD10Hは乾燥5kg、LXシリーズは乾燥6kgなので、まったく同じ条件の商品同士ではありません。
それでも、
「ドラム式かどうか」だけではなく「ヒートポンプ式かヒーター式か」で電気代が大きく変わる
ことは分かります。
Panasonicも、ヒートポンプ式はヒーター式より電力量を抑えられる乾燥方式として案内しています。

ここまで調べて、一番考えたかったのがここです。
NA-LX125Fなら、
乾燥まで毎日使って、
年間約10,636円。
1日では、
約29円
です。
29円を節約するために、
毎日洗濯物を干して、
乾いたら取り込む。
これをどう考えるかです。
以前、ドラム式で減らせる家事時間を、
干す10分
取り込む5分
洗剤投入約51秒
として計算すると、
年間約96時間
になると試算しました。
今回のNA-LX125Fの年間電気代約10,636円を、
96時間で割ると、
1時間あたり約111円
です。
もちろん、
「電気代10,636円を払えば必ず96時間自由になる」
という意味ではありません。
乾燥できない衣類もありますし、たたむ・収納・洗濯機のお手入れなどは残ります。
それでも、
年間約1万円前後で「干す・取り込む」という毎日の作業を大きく減らせる
と考えると、電気代だけを見るより判断しやすくなります。
「乾燥は毎日使わない」
という家庭もあると思います。
そこでNA-LX125Fの標準乾燥を、
週3回
使った場合も計算します。
1年間は約156回。
約29.14円×156回
=
年間約4,546円
です。
週3回程度なら、
1か月平均では、
約379円。
雨の日だけ。
冬だけ。
タオルだけ。
といった使い方なら、年間電気代はさらに下がります。
つまり、
ドラム式を買ったから毎回必ず乾燥まで使わなければならないわけではありません。
電気代が気になるなら、自分の生活に合わせて使い分ける方法もあります。
省エネモードは、
電気代を抑えられる代わりに時間が長くなる
のがポイントです。
Panasonicも、省エネモードは運転時間が長くなる一方で電気代を抑えられると案内しています。
例えば、
夜11時に洗濯をスタート。
朝まで取り出さない。
という家庭なら、
多少時間が長くても省エネモードで困らない
可能性があります。
逆に、
「次の洗濯をすぐ回したい」
「朝のうちに終わらせたい」
なら、標準乾燥の方が使いやすそうです。
時間に余裕がある日は省エネ。
急ぐ日は標準。
という使い分けでも十分です。
NA-LX125Fの場合、
標準と省エネの差は1回約8円です。
1回の差だけで考えれば、
約8円払って73分短縮する
という考え方もできます。
乾燥機能を使うとフィルターに糸くずなどがたまります。
メーカーが案内しているお手入れをきちんと行い、
乾燥機能を正常に使える状態にしておくことが大切です。
毎日のように乾燥するなら、
本体価格だけでなく、
乾燥方式
も確認したいところです。
今回の比較では、
ヒートポンプ式NA-LX125F:約10,636円/年
ヒーター式NA-SD10H:約22,404円/年
となりました。
頻繁に乾燥する家庭ほど、
購入後のランニングコスト差が積み重なります。
電気代だけを見るなら、
NA-LX127Fの方が安い
です。
標準乾燥を毎日使う場合、
125F:約10,636円
127F:約9,052円
で、
年間約1,584円差。
ただし、
本体価格差は2026年9月6日時点で、
29,972円
です。
そのため、
電気代だけなら私は125Fを選ぶ理由が十分ある
と思います。
一方、
127Fは、
電気代だけでなく、
標準乾燥が約21分短い。
乾燥長もちユニット。
温水。
スマホ連携。
などもあります。
つまり、
125F=本体価格とランニングコストのバランス重視
127F=価格差を払って乾燥スピードや追加機能も重視
という選び方です。
詳しい機能差はこちらで比較しています。

NA-LX125FLとNA-LX127FLの違い・約3万円差を比較

最新・型落ち・PBのドラム式洗濯機を実価格で比較

NA-LX127FLとNA-LX129FLの価格・機能を比較

今回は、
ドラム式洗濯機で毎日乾燥すると電気代はいくらになるのか
を計算しました。
電力料金31円/kWhで計算すると、
という結果になりました。
特に印象的だったのが、
「乾燥を使うかどうか」だけでなく「どの乾燥方式を使うか」で電気代がかなり違う
ことです。
ヒートポンプ式のNA-LX125Fと、
比較用のヒーター式NA-SD10Hでは、
年間約11,768円の差になりました。
一方、
NA-LX125FとNA-LX127Fの差は、
年間約1,584円。
本体価格差29,972円を、
電気代だけで回収しようとすると、
約18.9年かかる計算です。
そのため、
125Fか127Fかを選ぶときは、電気代だけでなく乾燥時間や機能差まで含めて考える
のがよさそうです。
そして、
NA-LX125Fなら標準乾燥でも、
1日約29円。
年間約10,636円。
これで毎日の「干す・取り込む」という家事を大きく減らせるなら、
「電気代がかかるから乾燥は使わない」
と最初から決めるのではなく、
自分が減らせる家事時間と合わせて考える
のがいいと思います。
・全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」
・Panasonic NA-LX125F 仕様・スペック
・Panasonic NA-LX127F 仕様・スペック
・Panasonic ドラム式と縦型 乾燥機能の違い
・Panasonic 洗濯乾燥機 電気代+水道代シミュレーション
・Panasonic NA-SD10H 仕様・スペック
※電気料金は31円/kWh(税込)で計算しています。実際の料金単価は契約している電力会社・料金プランによって異なります。
※電気代はカタログ記載の定格消費電力量をもとにした試算です。衣類の量・種類、室温、運転条件などによって実際の消費電力量は異なります。
※NA-SD10Hは乾燥容量5kg、NA-LX125F・NA-LX127Fは乾燥容量6kgのため、乾燥方式による電気代を見るための参考比較です。
※商品価格は2026年9月6日時点です。価格・在庫・ポイント還元等は変動します。


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