【2026年版】リセールが良いものは資産になる?「安く買う」より得する買い物を調べてみた

お金

10万円のものを買う。

そう聞くと、

「高い買い物だな」

と思いますよね。

では、こんな2つの商品ならどうでしょうか。

A:10万円で買って、数年後にはほぼ0円

B:10万円で買って、数年後に5万円で売れる

どちらも購入するときに払う金額は10万円です。

でも最終的に手元からなくなったお金は、

A:10万円
B:5万円

になります。

同じ10万円の買い物なのに、実質的な負担は2倍違います。

そこで気になりました。

「安いものを買うこと」だけが、本当に節約なのでしょうか?

むしろ少し高くても、使ったあとに高く売れるものを選んだほうが得になるケースもあるのではないでしょうか。

今回は、スマートフォン、ゲーム機、時計、車などの中古市場を調べながら、

「リセールが良いもの=資産」

という考え方が本当に成り立つのか調べてみました。

結論|買い物は「買った値段」ではなく「使ったあとの価値」まで見る

最初に結論です。

買い物のお金を考えるなら、

購入価格だけを見るのではなく、

【購入価格 − 売却価格 = 実質負担】

で考えると、見え方がかなり変わります。

例えば、

10万円で購入

3年間使用

5万円で売却

できたとします。

実質負担は、

10万円 − 5万円 = 5万円。

3年間で5万円なので、

1年あたり約1万6,700円です。

一方、

5万円で購入

3年間使用

売却価格0円

なら、実質負担は5万円。

こちらも1年あたり約1万6,700円です。

つまり、

「10万円の商品」と「5万円の商品」

なのに、実際に負担した金額は同じ。

高いものを買ったからといって、必ずしも浪費とは限らないのです。

そもそもリセールバリューとは?

リセールバリューとは、

「一度購入したものを売るときに、どれくらい価値が残っているか」

という考え方です。

例えば10万円の商品を売ったとき、

8万円で売れるなら価値がかなり残っています。

1万円にしかならないなら、価値の大部分が失われています。

簡単に考えるなら、

購入価格に対して売却時にどれくらい価値が残ったか

を見るものです。

ここで大切なのは、

「高い商品=リセールが良い」

ではないこと。

高級品でも中古価格が大きく落ちる商品はあります。

逆に、比較的身近な商品でも中古需要が強く、価格が残りやすいものがあります。

2026年現在、価値が残りやすいものを調べてみた

中古市場を調べてみると、比較的リセールを期待しやすいジャンルには共通点があります。

代表的なのが、

・人気スマートフォン
・ゲーム機
・一部の高級時計
・一部のブランドバッグ
・人気車種

などです。

ただし、ここで注意したいことがあります。

同じジャンルなら何を買っても高く売れるわけではありません。

ブランド
モデル

容量
状態
発売時期
需要
付属品

などによって売却価格は大きく変わります。

そのため、

「iPhoneなら全部資産」
「時計なら全部値上がりする」

という考え方は危険です。

あくまで、

「中古市場で需要が続きやすい商品は、購入後も価値が残りやすい」

と考えるのがよさそうです。

iPhone|数年前のモデルにも価格がつく

リセールを考えやすい身近な商品がスマートフォンです。

特にiPhoneは、中古市場でも多く流通しています。

例えば2026年8月時点のNTTドコモの下取り価格では、

iPhone 16 128GBの良品が43,000円。

iPhone 16 Pro 128GBの良品は58,000円。

iPhone 16 Pro Max 256GBの良品は75,000円。

という設定があります。

もちろん、

購入時期
端末の状態
容量
売却する店
下取りか中古販売か

などによって金額は変わります。

それでも、

「使い終わったスマホ=0円」

ではありません。

次のスマートフォンを購入するとき、

今使っている端末を売ることまで考えて選ぶ。

これだけでも、スマホに使う本当のお金は変わってきます。

Nintendo Switch 2|ゲーム機にも中古価値が残る

ゲーム機も分かりやすい例です。

Nintendo Switch 2の日本語・国内専用モデルは、2026年7月時点の買取店の価格例を見ると、

中古で3万円〜4万円台

の査定例があります。

もちろん発売からの期間が短いこともあり、今後価格が下がる可能性はあります。

それでもゲーム機は、

買う

数年間遊ぶ

新しいゲーム機が出る

古い本体を売る

という使い方ができます。

例えば5万円の商品を購入して、

数年間楽しんだあと2万円で売れれば、

実質負担は3万円。

売ることを考えず押し入れに入れてしまえば、

実質負担は5万円。

同じ商品でも、

「最後に売るかどうか」

だけで2万円変わります。

車|購入価格が大きいほどリセールの差も大きくなる

さらに影響が大きいのが車です。

車は数百万円単位の買い物なので、

残価率が10%違うだけでも金額は大きくなります。

例えば300万円の車で考えてみます。

5年後の価値が、

A:150万円
B:90万円

だった場合。

実質負担は、

A:300万円 − 150万円 = 150万円

B:300万円 − 90万円 = 210万円

差は60万円です。

同じ300万円の車でも、

売却価格によって最終的な負担額は大きく変わります。

実際、中古車市場では車種によって残価率に大きな差があります。

人気車種
海外需要がある車
供給が少ない車
中古でも欲しい人が多い車

などは、比較的価格が残りやすい傾向があります。

車を買うとき、

「値引きがいくら?」

だけを見るのではなく、

「5年後いくらで売れそう?」

まで見る。

数百万円の買い物では、こちらのほうが重要になることもあります。

高級時計・ブランド品|「高い=浪費」とも限らない

さらに極端なのが、高級時計や一部のブランド品です。

中古市場を調べると、一部の人気モデルでは購入時の価格に近い金額が残ったり、条件によっては定価を上回る価格で取引されたりする例があります。

例えばロレックスなどは、中古市場でも非常に強い需要があることで知られています。

一部のエルメス製品なども同様です。

ただし、ここは注意が必要です。

「値上がりするから買う」

となると、買い物というより投機に近くなります。

流行が変わる
需要が落ちる
傷がつく
付属品をなくす
相場が下落する

といった可能性もあります。

この記事で伝えたいのは、

「高級時計を買えば儲かる」

という話ではありません。

高額なものほど、

「使ったあとに価値がどれくらい残るか」

を見る意味が大きくなるということです。

「5万円の安いもの」と「10万円の高いもの」どちらが得?

ここが今回、一番考えてみたかったところです。

例えば同じ用途の商品が2つあるとします。

【商品A】

購入価格:5万円
3年後の売却価格:0円

実質負担:5万円

【商品B】

購入価格:10万円
3年後の売却価格:6万円

実質負担:4万円

購入するときだけ見れば、

Aのほうが5万円安い。

でも使い終わったところまで見ると、

Bのほうが1万円安い。

しかもBのほうが、

性能が良い
満足度が高い
長く使える

のであれば、

「安いものを買ったほうが節約」

とは言い切れません。

買い物は、

入口の価格

だけでなく、

出口の価格

まで見る。

これがリセールを意識する最大のメリットです。

リセールが良いものは「資産」と呼べる?

では、

「リセールが良いもの=資産」

なのでしょうか。

ここは少し慎重に考えたいところです。

一般的に資産というと、

現金
預金
株式
不動産

などをイメージします。

スマートフォンやゲーム機は、基本的には使うために買うものです。

時間が経てば価値が下がることも多いため、

株式や預金と同じ意味での資産とは言いにくいでしょう。

ただし、

「売ればお金に戻せるもの」

という意味では、経済的な価値が残っています。

0円になるものと、

5万円で売れるもの。

家計から見れば大きな違いです。

そこで「しらべてみた。」では、

リセールが良いものを、

「価値が残る買い物」

として考えるのが一番分かりやすいと思います。

実は「売らないこと」が一番もったいない?

リセールを調べていて、もう一つ気になったことがあります。

それは、

価値があるのに家で眠っているもの

です。

昔使っていたスマートフォン。

遊ばなくなったゲーム機。

使わなくなったカメラ。

着なくなったブランド服。

買い替えたあとのパソコン。

これらを、

「いつか使うかも」

と置いたままにしている家庭は少なくないと思います。

でも多くの商品は、

時間が経つほど中古価値が下がります。

例えば3万円で売れるときに放置して、

数年後5,000円になる。

それなら、

使わなくなった時点で売る

ほうが合理的です。

リセールを意識するなら、

「何を買うか」

だけでなく、

「いつ売るか」

も重要になります。

高く売るために購入時からできること

リセールを意識するなら、買った瞬間からできることがあります。

まず、

箱を捨てない。

説明書を残す。

充電器などの付属品をなくさない。

傷を防ぐ。

スマートフォンならケースや保護フィルムを使う。

そして、

使わなくなったら早めに売る。

特に家電やデジタル機器は、新モデルが出るたびに中古価格が下がりやすくなります。

購入時に、

「いつか売るかもしれない」

と思って扱うだけでも、売却価格が変わる可能性があります。

逆にリセールを気にしなくていいものもある

ここまで読むと、

「何でも売ることを考えて買わないといけないの?」

と思うかもしれません。

もちろん、そんなことはありません。

数百円の日用品までリセールを考える必要はありません。

食品
消耗品
下着
日用品

などは、使うことそのものが目的です。

また、

安い商品
長期間使い切る予定の商品
中古需要がほとんどない商品

についても、リセールを考える意味は小さくなります。

私なら、

数万円以上するもの

を買うときに、

「これ、3年後いくらで売れる?」

と一度検索してみます。

これだけでも買い物の見方がかなり変わります。

買う前に30秒だけ中古価格を調べてみる

今回調べてみて、すぐにできると思ったのがこれです。

欲しい商品が決まったら、

新品価格だけで購入を決めない。

まず中古市場を検索してみる。

例えば10万円の商品を検討しているなら、

「商品名 中古」
「商品名 買取価格」
「商品名 リセール」

などで検索します。

そこで数年前のモデルが、

7万円
5万円
1万円

のどれくらいで売られているのかを見る。

もちろん将来の価格を保証するものではありません。

でも、

「このブランドは中古でも欲しい人がいるのか?」

を知る材料にはなります。

たった30秒ですが、

高額な買い物ほど意味のある確認です。

明日誰かに話したくなる「買い物」の話

今回の記事から一つだけ覚えるなら、

これです。

「買った値段ではなく、売ったあとの差額が本当の負担。」

例えば、

10万円で買って6万円で売れるもの。

5万円で買って0円になるもの。

購入価格だけなら5万円の商品が安い。

でも実質負担は、

10万円 − 6万円 = 4万円

5万円 − 0円 = 5万円

です。

高いものを買った人のほうが、

結果的に1万円少ない。

もちろん実際の買い物は、価格だけでは決まりません。

でも、

「安いものを買う=節約」

とは限らない。

これは知っておくと、買い物を見る目が少し変わります。

まとめ|「安く買う」だけではなく「価値が残るものを買う」

今回、リセールバリューについて調べてみました。

分かったのは、

買い物には、

【買うときの価格】

【使い終わったあとの価格】

があるということです。

家計への本当の負担を考えるなら、

【購入価格 − 売却価格 = 実質負担】

で見る。

10万円の商品でも5万円で売れれば、

実質負担は5万円です。

そして、

スマートフォン
ゲーム機

時計
ブランド品

など、中古市場が大きい商品ほど、

「使ったあとにいくら残る?」

を考える意味があります。

もちろん、リセール価格は保証されません。

人気が落ちることもあれば、相場が下がることもあります。

だから、

「値上がりするものを買って儲けよう」

ではありません。

今回調べてみて、一番しっくりきたのは、

「価値が残るものを選ぶ」

という考え方です。

安いものを探す。

セールを待つ。

ポイントを貯める。

それも節約です。

でも、

買ったものを使って、
最後に売って、
次の買い物のお金にする。

これも一つの節約なのかもしれません。

次に数万円以上のものを買うとき、

購入ボタンを押す前に一度だけ、

「これ、数年後いくらで売れる?」

と調べてみてください。

同じ10万円でも、

その買い物の「本当の値段」は違うかもしれません。

【参考資料】

・NTTドコモ「iPhoneの下取り価格」
・任天堂製品の中古買取価格情報(2026年7月確認)
・中古車市場におけるリセールバリュー・残価率情報
・中古ブランド品・腕時計市場の公開相場情報

※中古価格・買取価格は2026年8月時点で確認できる情報を参考にしています。
※買取価格や中古相場は、商品の状態、容量、色、付属品、店舗、時期、市場需要などによって変動します。
※記事内の金額例は、リセールバリューと実質負担の考え方を分かりやすく説明するためのシミュレーションを含みます。

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